【日本株】話題の海運銘柄、商船三井(9104)を買いました!

投資

こんばんは、悠です!

今日も日本株のお話です。

先週、今話題の海運銘柄「商船三井(9104)」を買いましたので、僕なりの考察を書きたいと思います。

この投稿ではこんなことが分かります!

  1. 商船三井の現状と業界内のポジション(超ザックリ)
  2. 海運業界の動向と市況
  3. 商船三井への考察と投資判断(超個人的)

それでは、順に見ていきましょう!

商船三井ってどんな企業?

海運業の国内最大手企業です。

時価総額は約1兆1530億円。鉄鉱石(バラ積み)船、タンカー、LNG船を中心とした不定期船に強みを持っています。

大手には他に日本郵船(9101)、川崎汽船(9107)があり、商船三井は業界第2位です。この大手3社で国内シェア80%以上を占めており、ほぼ寡占状態となっています。

No企業名時価総額
1日本郵船1兆5917億1600万円
2商船三井1兆1530億500万円
3川崎汽船6736億6900万円
海運大手3社の時価総額(2022年9月26日現在)

海運大手3社は、2017年7月にコンテナ船事業を切り離して統合した「オーシャン・ネットワーク・エクスプレス(以下「ONE」と略)」という統合会社を設立しました。

ONEの本社はシンガポールに所在しており、2018年4月から営業を開始しております。

海運業界の動向と市況

かつて、海運業界は構造的な不況業種でした。

そこで大手3社は赤字だったコンテナ船事業を切り離し経営統合して競争力アップを図ろうとしたのです。

そこへコンテナ船バブルがやってきました!

このコンテナ船バブルは、2020年3月に起こった世界的な新型コロナウイルスの感染拡大が要因とされています。
世界的に感染が拡大し、航空便が欠航となったことで、生活必需品等の物資運搬を海運で賄わなければならなくなりました。

2021年に入ると徐々に経済が再開し始め、工場の再稼働により工業製品や部品等も大量に運搬するようになりました。

更にその原料となる、鉄鉱石等の鉱石や原油、燃料となる石炭やLNG等の運搬も増加。物流需要の急増による船舶不足も相まって運賃が高止まりし、海運業の収益が爆増したのです。

これがコンテナ船バブル、海運バブルの要因です。

コンテナ船バブルの恩恵を受け、ONEの2022年3月期税引後損益は16,756百万米ドル(1ドル130円換算で2兆1782億円)を計上しました。

これが海運大手3社の収益を大幅に押し上げたのです。

ちなみに商船三井の2022年3月期純利益は7088億1900万円(前年比+787%)、2023年3月期の年間配当金は500円を予定しております(配当利回り15.2%)

(出典:株探)
悠

配当利回り15%超えってヤバくない!?

ですが、2022年に入ってからはロシア・ウクライナ戦争の勃発、中国のゼロコロナ政策、主要先進国の急速な利上げ等による影響で景気後退が意識され始め、再び世界経済が冷え込みつつあります。

コロナ禍であれだけ盛んだった物流も、足元では減少してきております。

【参考データ:定期船運賃市況(CCFI)】

(出典:日本郵船HP)

【参考データ:ドライバルク市況の推移】

(出典:日本郵船HP)

【参考データ:不定期船・タンカー運賃指標の推移】

(出典:日本郵船HP)

僕の考察と投資判断

先の理由により、直近の株価は低迷してきております。

(出典:株探)

米FRBの金融引き締めが緩和されるのでは?という思惑で8月には一時は3800円台を付けましたが、引き続き急速な引き締めが継続されるという姿勢が示されると株価が急落しました。9月13日の米国CPIが予想を上回った事で更に株価が低迷しております。

ですが、今は中間配当の権利付き最終日(9月28日)目前と言う事もあり、配当金狙いで一時的に反発する可能性もあります。

逆に言うと、権利付き最終日までに今の株価から大きく下落するようであれば、本格的な下落トレント入りする公算が大きいです。権利落ち日以降、大幅下落する懸念があります。

僕は、9月22日に株価3255円で100株買いました。何故このタイミングで買ったかというと短期投資を行うためです!

僕は長期投資を信条としているので、通常短期投資を行いません。では何故短期投資をするかというと、どうしても配当金が欲しかったからですw

というのも、僕が海運ブームを認識した時には既に株価が高騰した後でした。

その時点でもうかなりの高値になっていたため買おうにも買えず…ずっとモヤモヤしていました。

今年に入ってからは海運市況が不安定になってきて、これはこれで怖くて買えなかったんですね…

なので、権利付き最終日までの数日間であれば勝負できるかなと思った訳です!

配当取りで一時的に大幅反発する様であれば即利確!そこそこの反発であれば権利日跨いで配当取り。買った株価から更に大幅下落する様であれば損切り…という感じならリスクは最小限で抑えれるかと(浅はか!w)

チキンな僕のささやかな抵抗という訳ですww

もし権利付き最終日までに3000円を下回るようであれば躊躇無く損切りし、もう海運銘柄には一生近づきません!今までの未練を断ち切るための投資という側面もあるんですw

まとめ

  1. 商船三井は、ONEのコロナ禍による爆益で2023年3月期も超高配当の予定。
  2. 2022年からは世界経済が冷え込みつつあり、海運市況も悪化しつつある。
  3. 中間配当の権利付き最終日(9月28日)までに大幅下落するようなら、躊躇なく損切りするべし!

ということで今週の相場は大注目です!さてどうなることやら…

この投稿では具体的な銘柄を挙げていますが、投資を推奨するものではありません。投資判断はあくまでも自己判断、自己責任でお願いします。

以上、この投稿が参考になれば幸いです。

今日も最後まで読んでくれてありがとうございましたm(_ _)m

また見に来てください!

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